ドリームキラー(人の夢を笑ったり反対したり否定したりする人)が現れた時の話

こんにちは、みどりやで。

今日は、私の大学受験前の先生との話。

ドリームキラー(あなたの夢を笑ったり反対したり否定したりして、潰そうとする人のこと)が現れたときに読むと元気になるよ。

読み物は興味なくて手っ取り早く情報を得たい方は、一番下までスクロールして箇条書きのところを読んでね。

私の中学時代は、陸上部の部活一色だった。

私は選手としては全く良い結果を出せず、貧血や疲労骨折で選手のサポートに回ることが多かった。

サポートをしているうちに、レースで走るよりも選手を支えるほうが自分には向いているし、楽しいと思った。

そんなある日のこと。

テレビ番組で栄養士がオリンピックの日本代表チームに帯同していることを知った。

スポーツ選手を栄養面で支える栄養士のことをスポーツ栄養士というらしい。

「へぇ~、こんな仕事があるんだ!いいな!」

ほぼ同じ頃、家にあった現代用語辞典でスポーツマネージャーの存在を知る。

私は、スポーツマネージャーやスポーツ栄養士としてアスリートをサポートする人になりたいと思った。

そのためにはスポーツ科学とやらを学べばいいようだ。

順天堂大学か早稲田大学でスポーツ科学を学べるらしい。

その翌年、高校受験が目前にせまった中3の正月。

早稲田大学が箱根駅伝で優勝した。

「じゃあ、一番強い早稲田にいこう。スポーツ科学の勉強をしながら陸上部のマネージャーになったらいい。勉強しながら将来のための経験も積める。」

私は早稲田大学への入学を志望するようになった。

非常にシンプルだ。

ちなみに、当時私が知っていた大学は箱根駅伝の出場校と友達のお兄さんが合格した阪大だけ。各校の偏差値など知る由もない。

高校は学区地域で一番の進学校だった。

入学してすぐに進路調査があり、私は第一志望に早稲田大学人間科学部スポーツ科学科(現;スポーツ科学部)、第二志望に順天堂大学、第三志望なしと書いた。

我ながら潔い。

はじめてのテストは、ほとんど白紙で提出するほど酷かった。

高校の勉強って難しいんやなぁ。すごいなぁ。←呑気

あっというまに、3年生になった。

皆だんだん受験モードになり、私も毎日猛烈に勉強した。

相変わらず、第一志望は早稲田と書き続けた。

が、模試ではD判定やC判定の繰り返し。

ある日、担任のN先生に、「お願いだから滑り止めを受けて」と頼まれた。

「いや、何を言うてるんですか」

私は先生に食ってかかった。

進学校の事情はわかるし先生の心情もわからなくもない。

滑り止めがあることで安心して本命に取り組める、と考えてくださったのかもしれない。

ただ私は、他校で勉強したくもないことを勉強する気はなかった。

滑り止めだって受験するからには準備をする。

それらの時間も試験当日の時間ももったいない。

それに我が家の家計では、滑り止めに合格した場合の入学金も用意できない。

浪人は経済的に厳しく、不合格なら仕事を探すと話した。

進学率100%の高校だったので、先生はギョッとしただろう。

でもね、私はこう考えていたんだよ。

先生、私は大学で勉強したいこと、したいことが決まってるねん。

その勉強ができるところも、少ないけどあるねん。

そこへ入学できるように勉強もしてるねん。

みんなが大学行くからって、別の大学にいく学力があるからって、行きたくもない大学に行って勉強したくもない講義きいてどうするん?

なぁ、先生。

先生の仕事は、生徒を学力に見合った大学に合格させることやないで。

生徒の学びたいという欲求に応え、生徒の芽を伸ばすことや。

私には明確な目標があって、100%そこへつぎ込む毎日を送ってんねん。

ほかのものは全部捨ててる。

テレビも見てないし大好きな本や雑誌を読むのも絶ってる。

早稲田でスポーツ科学を学びたいねん。

ほかはないねん。

なのに、なんで思いっきり挑戦させない?

ふざけんなーーー。

プロの教師やろーーーーー!

今思えば、熱苦しい生徒だ。

こんなん言われたら先生もしんどいだろう(^^;

※注;さすがにここまで言わなかった

先生は私を心配していたのかもしれない。

でもね。

私は、N先生は私をわかっていないと思った。

私にどれだけの熱意があるのか。

毎日学校の授業以外にどんな勉強をしているのか。

何も聞こうとしないんだもの。

私はN先生に怒りまくっていた。

おかしいやろ。

今でも思う。おかしいやろって。

だけど、私は、先生のことはコントロールできないんだよね。

自分のことはどうにでもできるけどさ。

あれから四半世紀近くたって、私も少し大人になってわかってきたことがある。

どこでもドアで高校3年生の自分に会いに行けるなら、こう言うね。

N先生は放っておけ。

N先生に、今すぐ同意・共感・応援してもらうことは諦めろ。

そのかわり、自分のやりたいことは諦めずにやり遂げろ。

淡々と合格のために勉強して、勉強して、勉強する。

それ以外にすることはない。

先生への怒りや悔しさは全部勉強に注げ。

もし受験に失敗しても悔いがないっていうくらい勉強しろ。

四半世紀後の私の声が聞こえたのか、私はN先生の言葉は無視して勉強しまくり、希望どおり受験した。

最終的にはN先生も私の意思を尊重してくれた。

試験が終わったときの感覚をいまだに覚えている。

「ああ終わったぁぁぁ!」ととても満足した。

私は自分のもっている力をすべて発揮した。

けど、私よりほかの受験生のほうが優れている場合もある。

だから合格しているかどうかは何も言えない。

なのに、これまでにない満足感・充実感をおぼえた。

スポーツのあとのような爽快感と言ってもいい。

自分にできる100%のことはした。

これで不合格なら、もう仕方がないー。

そういう気持ちだった。

結果、私は合格した。

もちろん嬉しかったよ。勉強したからね。

だけど、合格は神様がくれたご褒美のような気がしている。

自分のものではないというか…。

何か授かりもののように感じた。

合格の報告をしたら、N先生、なんて言ったと思う?

「ホントに合格しちゃったのぉーーー!?」だって。

声、裏返ってたわ。

なんだ、ひょっとしたらひょっとすると思われてたのか。

いちいち嫌味な言い方しかできへんねんなー。

やっぱムカツクと思いつつ、それでも喜んでくれているからいいか。

お陰で大いに発奮させてもらったしね。

最後に、この経験のおかげで私が得た価値観をまとめておく。

  • 目標や夢が決まったら、どうすればそれが叶うかを考えよう
  • そして、淡々と実行しよう
  • ドリームキラーはコントロールできない
  • 自分は律することができる
  • ドリームキラーは受け流そう
  • 自分はただ人事を尽くして天命を待とう
  • 正々堂々、自分でこれと決めた道を胸張って歩くことは気持ちがいい
  • やることをやりきったら、結果はどうであれ清々しい

受験生のあなたもそうでないあなたも。

今日のこの話が何かに挑戦しようとするあなたの背中を押すものになったらと願うよ。

GOOD LUCK!!

みどり

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