三年かかった。プーちゃん、地震のトラウマ克服。ついに一人で学校へ行ったよーーー!

こんにちは、みどり(@hijau39)やで。

私たち夫婦が風邪のようなコロナのような病気になっていたあいだ、一人元気だったプーちゃん。
7月から小学校2年生に進級したぞ!

今日は2年生になってからのプーちゃんのお話。
じゃ~、いってみよ~。

※地震など災害のトラウマを抱える子どもの保護者の方へ。この記事の一番下に、トラウマを抱える子どもに対するケアについての資料や書籍をまとめました。参考になったらうれしいです。お手数ですが一番下までスクロールしてください。




プーちゃんは、1年生の終わりごろから次のように言い始めた。
「ママ、プーちゃん2年生になったら一人で学校いけるよ」

プーちゃんは2018年のロンボク地震のあと、私がそばにいないと安心して幼稚園や学校で過ごせなくなってしまった。「もしも、またママと離れているときに地震がきたらどうしよう。ママが死んじゃうかも!」と不安になっていたのだ。地震で自分が死ぬかもしれないことじゃなくて、ママが死んでしまうことを心配していたらしい。だから、片時も私から離れられなくなっていた。

そこから、少しずつ 少しずつ、地震のトラウマは小さくなった。

そして、ようやく「ママ、プーちゃん2年生になったら一人で学校いけるよ」とまで言うようになった。プーちゃんの話しぶりはなぜか謎の自信に満ちていたので、私もなんとなく「2年生になったら大丈夫っぽい」と信じていた。

そんなこんなでやってきた2年生初日。前夜から不安気な顔をしていたプーちゃん。案の定、「やっぱり一緒に来て~」と言い出した。しかし、プーちゃんの2年生初日は私の勤務校の始業日でもあった。フフフ、でもね、手は打ってあるのだよ。夫に万が一のときはプーちゃんの学校へついて行ってほしいと頼んでいたのだ。結局、初日は夫と私も小学校へついていき、そこから私は勤務校へと向かった。夫は、しばらくの間教室の外で見守り、プーちゃんがもう大丈夫というので家へ帰ったらしい(夫はこのとき病み上がりだった。外で待っているのは辛かったろうに、ありがとう)。あとでプーちゃんに学校の様子を聞いたら、とても楽しかった、新しい友だちができたと喜んでいた。

で、ついに!! 2年生2日目。昨日できたお友達がいるから大丈夫♪と、プーちゃんはあっさり一人で学校へ行って、授業をうけ、帰ってきた。

この日からプーちゃんは今のところ、毎度楽しく一人で学校へ行っている。プーちゃんは精神的にも身体的にもこの1-2年でグンとお姉ちゃんらしくなった。幼児ではなく「小学生」というのがピッタリだ。それを本人も自覚していて、「もうちっさい子じゃないからできる!」って思ってるんだよね。それもあって、拍子抜けしてしまうほど簡単に3年分の殻を破ったように見えるけど、実際には私の見えないところで葛藤していたことも頑張ったことも、きっとたくさんあったと思う。コツコツコツコツ、何度中から殻をつついても割れる気配さえしない日もあったろう。プーちゃん、よく頑張ったね。よかった。おめでとう。

プーちゃんだけではなく、周りの同い年の子たちも成長してる。今までと比べて「気に入らないから叩く」「プーちゃんがハーフで見た目がちょっと違うから笑う」ことが少なくなってきた。お互いを思いやって、コミュニケーションが取りやすくなっている。お友達の存在がどれだけプーちゃんの気分を明るくしていることか。本当にありがとう。

この際だから自分で言っちゃうけど、私たち夫婦も、よく辛抱強く待った。3年だよ、3年。長かったー。我が子に付き添って学校の廊下で座って待っている日々。よく耐えたよー。パパも私もお疲れさま!

なんかもうさー、みんな毎日がんばって生きてるんだね。唐突だけど、そう思ったよ。昔歌った、「僕らはみんな生きている~♪」の世界のとおりだなぁ。ところで今、この歌いい歌だよな、誰が作詞したのかなぁってチラリと調べたら、アンパンマンの作者やなせたかしさんだった!「アンパンマンのマーチ」もそうだけど、この歌詞は真っ直ぐ明るいだけじゃなくてちょっと哀しみもあるのがいい。

最後の最後に脱線しちゃったけど。
プーちゃん、プーちゃんが3年ぶりに一人で学校へいって、なんだか毎日誇らしげに帰宅することがとっても嬉しいよ。でも、パパもママもプーちゃんが一人で学校へ行けても行けなくても変わらずに大好きだから、もしいつかまた学校に行きたくないとか仕事したくないとか…そんな日がやってきたら、いつでも冬眠してね。あなたは冬眠しても、また力を蓄えて、もっそりと目を醒ませるから大丈夫だって、ママは今回よくわかったよ。


(Midori Rahma Safitri)

<地震など災害のトラウマを抱える子どもの保護者の方、まわりにいる大人の方へ>

私が読んだ資料や本をいつくかシェアします。お役に立てたらうれしいです。

○パンフレット「子どものための心理的応急処置」…国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンが、緊急下の子どもたちへの心理的なケアとして、誰でもできることをまとめている。緊急用だけど、私は繰り返し読んだよ。

○絵本「やっぱりおうちがいいな」…熊本地震(2016年)のあと、建物の揺れや物が落ちてきたことによるトラウマで家が怖くて帰れなくなった子どもたちのために作られた。このページから各国語版の絵本が読める。対応言語は次のとおり。日本語、英語、中国語、フランス語、インドネシア語、韓国語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語、台湾語、タガログ語。

○本「子どもの悲しみとトラウマ」…スマトラ沖地震・津波(2004年)で家族を亡くした子どもたちに、スウェーデンのNGO「BRIS」が行ったケアの過程が綴られている。

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