【祝プーちゃん7歳!】家族だけでロックダウン誕生日パーティー

今日は娘プーちゃんの7歳の誕生日。

おめでとう~~。

今年はコロナの影響でプーちゃんの誕生日会をしないことにした。

家族だけでお祝いするよと事前に伝えたところ、去年誕生日会をしてもう満足していたプーちゃんは、あっさり「いいよ」と笑った。

一週間ほど前、バナナケーキを食べたいとリクエストをもらった。

私はてっきりバナナ味のパウンドケーキだと思っていて、それなら作れると余裕こいていたのだけど…。

数日前にプーちゃんの描いた絵の中にバナナのケーキを発見。

プーちゃんの解説によると、スポンジケーキの中にまるごとのバナナが入ってきて、ケーキをカットするとバナナの断面があらわれる…というものだった。しかも生クリームで凝ったデコレーションまでしてある。

えー、スポンジケーキーーーー?

パウンドケーキのほうが簡単やのにぃぃぃ。

生クリームは手に入らないしなぁ。

どうしたもんか。

しかし、年に一度の誕生日、今年はケーキを作ってお祝いするだけなのだから、できるだけプーちゃんの希望に応えたい。

それで思い出したのが、近くの食料品店でチョコレートケーキの素を売っていたことだ。

それにバナナ入れればなんとかなるじゃろ。チョコとバナナは相性いいし。生クリームはなしで、チョコスプレーふりかけたら喜ぶかな。

念の為、プーちゃんにバナナ入りチョコレートケーキでもいいかと訊ねたら「ヤダ」との返事。なんでやねん。チョコレート味のベーグル好きやんか!

…誕生日は白いケーキを食べたいんやって。

むー、がんばる。

昔むかしに購入したお菓子づくりの本を日本から持ってきているぞ。

あれをみてスポンジケーキをつくるのだ。

生クリームはないけど、ホイップクリームの素は売ってたから、これでなんとかなりそうや。

どうかうまくいきますように。ニンニン。

というわけで、朝からせっせと材料を購入してケーキ作り。

作ってみたら案外簡単にできた。

うん、去年から今年にかけてパンを週1くらいのペースで作っているから、計量などの手間を感じなくなってきたのかな。

焼き上がってオーブンから型を取り出したところで、義姉さんがやってきた。

なんと、義姉妹三人からの誕生日プレゼントだって!

今年は誕生日会なしねって毎年一緒にお祝いする近い親戚には伝えていたのだけど、ちゃんと誕生日を覚えてお祝いしてくれた。うれしいナ。

この義姉妹三人は、市場でそれぞれ小さな服屋や靴屋を営んでいる。プーちゃんはちょうど7月から小学校入学になるので、義姉たちは自分の店で販売している商品のなかから入学時に使えるもの(で、プーちゃんの好きそうなもの)を見繕ってくれたようだ。

きゃわいいーーーー。

プーちゃんの大好きなネコがたくさんいる!プーちゃん大喜び。

さっそく着替えて小学校ごっこをはじめた。

よかったね!

さて、私はケーキの仕上げに取り掛かろう。

ケーキを型から取り出そうとしたが…。

あれ? ケーキが取り出せない?

なんで?

…。

…。

…。

焦げてる…。

これ完全に焦げてる…。

ほれ、縁周りをみておくれやし。

パニクッていたので写真とってないけど、底も焦げてるYO。

焦げてケーキ型の底面にケーキ生地が貼り付いてるから、型から抜けなくなっている。

せっかく事前にケーキ型にマーガリン(バターは手に入らない)塗って、きれいに型からケーキを取り出せるように下準備したのになぁ。

あーあ。

落ち込んでいたら、プーちゃんが横で「大丈夫だよ、ママ。プーちゃん、焦げたのも好きだよ」と声をかけてくれた。やさしい…。

なんとか型から取り出し、パンナイフで焦げを削った。

次は、ホイップクリームをつくる。

ホイップクリームの素を使うのだけど、スキムミルクのような白い粉に水をいれて少し泡立てるだけで、めっちゃ簡単にクリームがつくれるスグレモノ。

本物の生クリームに風味も色艶も劣るけど、まぁケーキっぽくはなる。こちらの精一杯ということで。

バナナは切って並べるだけ。

あとはカラーチョコスプレーとロウソクも用意した。

デコレーションはプーちゃんがやるというので任せたが、クリームがうまく伸びなくて苦戦。夫にも手伝ってもらうことに。

ワイワイ、みんなでケーキつくってお祝いだ。

夫アディ、頑張ってマス

おーい、デコレーションする話、どこいったー?

最後の仕上げだよ!

めっちゃバナナのってる!

できた~!

ハッピーバースディを歌って、ロウソクの火もピューッと吹き消した。

パパとママとプーちゃん、3人だけの、今までで一番人の少ない誕生日会だ。

「プーちゃん、今年はロックダウン・パーティーだからね」と夫が娘に声をかけた。

夫もみんなでお祝いしてあげられないのを気にしてるんだな。

それにしても、ロックダウン・パーティーか。ロックダウンはしてないけど、自粛中だから当たらずといえども遠からずな表現だ。今年の誕生日会を一言でうまく表したなぁと夫に感心した。

「幸せ?」

夫の問いに娘は「うん!」と即答した。

焦げたケーキのささやかなお祝いだけど、こんなにハッキリと幸せだといってくれるなんて、率直にうれしい。

三人でケーキを1切れずつ食べて、残りをプーちゃんのおばあちゃんとおじさん家族に届けに行った。

帰ってきて、お皿を片付けていたら、ゲームをしていたプーちゃんがふとスマホから顔をあげた。

「ママ、ケーキ作ってくれて、ありがとね」

「えへへ、焦げちゃった」

「いいよ。ありがとね」

「どういたしまして。プーちゃんお誕生日おめでとう。ここまで元気に育ってくれてありがとう。ママもパパもとっても嬉しいよ」

しばし、ハグ・タイム~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

しっかし、ケーキは甘すぎた。

私がトライしたレシピはイチゴのスポンジケーキで、本来は上にたっぷりイチゴを飾るものだ。カステラみたいな甘さでもイチゴの甘酸っぱさで中和されるのだろう。

なのに、バナナもチョコも使ったから甘×甘になっちゃった。

でも、ま、いっか。

これだけあまーいケーキなら、ロックダウン・パーティーの思い出の一欠片として何年か先までも笑い話にできるだろう。

プーちゃん、7歳おめでとう。

私と夫も、パパ&ママ8年目突入、おめでとう。

この一年も元気に、たくさん忘れられない楽しい思い出を作ろうね。

(Midori Rahma Safitri)