【子育て】約束をいとも簡単に破り続けた娘と話したこと

先週、私は朝っぱらから娘・プーちゃん(以下、プーちゃん)を怒った。

プーちゃんは「明日は幼稚園へ行くから今日は休みたい」と言い、幼稚園を休んだ。その次の日、「やっぱり今日も行かない」と言った。ゲームで遊びたそうにしているのは明らかだった。

我が家は娘が幼稚園を何日休んでもいいことにしている(夫からも幼稚園の先生からも許可あり)。なので、二日間連続で休んでもそれはいい。ゲームだってやりたければすればよい。

では何に怒ったのかというと、前日の「明日は幼稚園へ行くから」という約束を反故にしたことだ。しかも自分で切り出した交換条件じゃないか。

残念ながら、これまでにも同じようなことがよくあった。「ちゃんと片付けるから買って」と言ったオモチャを片付けないなど。いちいちここに挙げていてはキリがないほどある。

いつものとおり、プーちゃんは私に怒られた。

「昨日なんて言ったんや!約束やぶるな!」と一喝。

しかし、このままでは「お母さんが怖かったから仕方なく幼稚園にいく」だけで、次もまた同じことをやらかすだろう。これまでもそうだったんだもの。

何かやり方を変えないといけない。

「プーちゃんは『約束』についてきっとわかってくれる」と思い直し、何というかを考えた

私はプーちゃんに聞いた。

「幼稚園へ行くの、行かないの? 自分で決めなさい」

プーちゃんはしばらく考えると言い、30秒ほどしてから「行かない」と答えた。

わかったよと私は答えた。

娘は「幼稚園を休めるヤッター、ゲームしよ~っと!」とでも言いたげな安心した顔でスマホに手を伸ばした。

「何やってんの? スマホ返して。それ私のだから」

私の声に娘はキョトンとしていた。

あれ、今日のママはなんかいつもと様子が違う…?

そうだ、違うのだ。今日は約束を破られる方の気持ちもわかってもらうのだ。

「お母さんは、プーちゃんに約束を破られて悲しいし、今はあなたのことを信じられないよ」

プーちゃんは、泣きそうな顔になった。

「プーちゃん、いままでそうやって何回約束破った? そんなに簡単に約束を破る人のことをママは信用できないよ。信用できない人にはスマホを渡せません。壊されるかもしれないからね。だから返して」

プーちゃんは泣いた。泣いて小さくまとめようとした。

ゲームができないから泣いているだけなのはすぐにわかった。誤魔化すんじゃないよ。

しばらく泣かせたままにして、私もそのあいだにいったんキッチンで皿洗いをして心を落ち着かせた。

それからまた娘のいる部屋へもどった。

落ち着いた声でママはもう怒っていないよと知らせ、もう一度「約束を破ってばかりのプーちゃんのことは信じられない」と伝えた。

娘は泣いた。

今度は、ゲームができないことではなく、私に信じてもらえないことに対して泣いているのがわかった。

「ママはプーちゃんに約束を破られて悲しいんだけど、プーちゃんはどうかな?」

ここから娘の気持ちを確認し、さらに約束をして破られた方の気持ちも想像してもらった。うまくできなかったので、例を挙げて一緒に想像した。

じゃあ、今度からどうしたらいいと思う?

2人で一緒に考えた。

1.できない約束はしない。約束できませんと伝える
2.約束したら守る
3.約束したけどできなくなったとき/できなかったとき/できそうにないとき/気が変わったなどで守りたくなくなったときは、なるべく早く相手に謝る
4.謝っても許されるとは限らないことを知る

それから、プーちゃんからも提案があった。

約束するときは「指切り」をすると。

指切りをして「約束ね」と言わないものは、プーちゃんは約束と認識していないそうだ。なるほど、それは伝えてくれて助かった。プーちゃん、ナイス。

この日、娘は幼稚園を行かないと自分で決めて、次の日こそは行くと「指切り」をした。そして、約束通り翌日は幼稚園へと向かった。

(Midori Rahma Safitri)

※この記事は、noteに 2019年11月18日初出したものです(noteアカウント不調のため移動)