今日も国際結婚をした身内の話を聞かされた話

こんにちは~、みどりやで。

犬も歩けば棒に当たるがごとく、国際結婚や日本の話に当たってばかりの私。

今日は、「なんでこんな話ばかり私にしてくるんだろう」と考えたら、ハッとしたことがあったのでシェアするよ。

じゃ~、いってみよ~。

娘に頼まれ、私は市場で何かおいしい果物を探していた。

いつも贔屓にしている果物屋さんが閉まっており、ブラブラ歩いていたところ、おいしそうなマンゴーが目に入った。

はじめて購入するお店だったのでふっかけられるかを案じたが、お店の女性が、親切に完熟マンゴーを選んでくれた。

良い人だなと好感をもった。

彼女は私にマンゴーを手渡しながら、よく(国へ)帰省するのかと尋ねた。

あら、外国人だと一言も言わなかったのにバレてたのね。

そう思いながら、「それほどでもないですよ」と答えた。

いつ結婚したのか、主人はロンボクの人か…などというお決まりの Q&A のあと、彼女は身内の話をしはじめた。

子どもや甥っ子のうち3人が国際結婚をしていること。

そのうち2人は配偶者の国で生活しており、1人はロンボク島にいること。

外国で生活している子たちも年に一度くらいの割合で帰省して、孫の顔を見られること。

実は、この手の話は何十回と聞いている。

国際結婚の話と同じくらい、日本に関する話も聞く。

「自分のまわりにも日本人/外国人と結婚した者がいる」

「身内に日本で働いている者がいる」

などなど、数えきれない。

彼らは自慢したいわけでも、優位性を保とうとしているわけでもない。

単に「うちにもいるよ」と言ってくるだけだ。

しかし、私が聞きたい話ではないので、この話がはじまるとまたかと少し苛つく自分もいる。

怒るわけにもいかず、なんとなくやり過ごすのだが。

市場からの帰り、「今日も国際結婚の話だったなぁ」と振り返った。

スイス人と結婚かぁ。どうやって知り合ったのかなぁ。

それにしても、なんで、みんな私に国際結婚の話をしてくるんだろう。

私は歩きながら、しばらく考えた。

答えはとても簡単、私が国際結婚をしているからだ。

私と同じだもんね。

と、ここまで考えて、アッと閃いた。

「みんな、私との間に『違い』ではなく『同じ』を見出してくれているのでは?」

彼女らにとって、国際結婚や日本出身は「自分とは違う」と映るはずだ。

排他的な方向に気持ちが動く可能性もある。

それでも彼女らは無意識的に、かつ瞬時に、自分や自分の周りの人のことまでをも見渡して同じような者をはじき出す。

「うちにもいるよ」

こう話すことは、彼女らにとって「仲間だね、同じだね」という親しみの表現なのかもしれない。

受容度の高い人たちなのだな~。

ついさっきまで少し苛つくなどと感じていたのが嘘のように、嬉しい気持ちになった。

ダイバーシティだの違いを尊重しようだのいうご時世。

そこに異論はない。

しかし、違いだらけの赤の他人のなかから「同じ」を見つける能力もまた素晴らしい。

お店の女性が選んだマンゴーはまさに食べごろで、プリンのようにプルップルの果肉だった。

「スイスでは、こんなマンゴーを食べる機会はあるのかなぁ」

私と「同じ」国際結婚をしてスイスにいる彼女のお子さんとお孫さんのことを、少し思った。

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