家族の協力を得て、「一度火がつくと怒りが収まらない私」をやめられた話

こんにちは~、みどりやで。

何かささいなことで着火したら最後、怒りが止まらないーそんな自分が苦しい人っていない?

私もそう。

とくに、夫や娘に対して怒りが収まらない。

今の今、目の前で怒っていたことだけでなく、「この前だって~」「あのことだって~」と過去の案件やほかの事柄まで持ち出してきてね。

正直いって、怒り続けるのは精神的にも肉体的にもけっこう疲れる。

自己嫌悪につながることも多い。

自分でもやめたい。

でも、とまらないのだ。

今日はそんな自分にホトホト嫌気がさして、家族と一緒にやめた話。

じゃ~、いってみよ~。

これまで、私はいったん怒りを爆発させるのは仕方がないことだと思っていた。

そうしないと気が収まらないというのもあったし、爆発させてスッキリしたいというのもあった。

たしかに一時的には疲れるが、抱えている感情を吐き出したほうが早く終わるー。

そして楽になるー。

一方、「じゃあ爆発させたらいい」という考えもしっくりこなかった。

相手がいるからだ。

延々と怒られて嬉しいわけがない。

私自身も、怒っている最中でさえ「こんなのイヤなのに~」と思っている。

何がイヤって、母の怒り方にそっくりなことだ。

あんなにイヤだった母のイライラキーーーッを私も受け継いでるってわけぇ?

げぇぇぇ、吐きたい。

「キーーーー、お前が悪いーーーー、ムカツクーーーーー‼」と感情の暴徒と化す自分と、「それはないやろ」という冷静な自分。

自分をこの戦いから解放したい。

そして、不当なことがあれば「怒り続ける」ではなく「短く叱る」「一言で訴える」に切り替えたい。

どうすればいいのか。

まず、私は自分が過去をぶり返して怒りたくなった場面を思い出してみた。

あのときだってさー。

この前だってさー。

そうだったよね。

でさ、私、「やめて/こうして」って言ったよね。

そんでそのとき、あなたは「わかった」って言ったよね。

なんでまた同じことやんの?

面倒くさいから適当に「わかった」って言ったの?

アンタなんなん(=何様なの?)!

なめてんのか。

ムカツクムカツクムカツクーーー。

私をなんだと思ってるんだーーーーーー!

…。

うむ、だいたいこのパターンだ。

母も「アンタなんなん?」ってよく言ってたな。ほんまソックリや。ぐぇ。

実際にこれを全部口にだしているわけじゃないけど、心の中ではこう思っている。

とくに何度も言ってるのは、「なめてんのか」だ。

私は、これに気がついてハッとした。

私は「ないがしろにされた」と感じているんだ。

前にも同じことがあって注意したのに、「わかった」と言ったのに、なんにもわかってない。

そんな私への不当な扱いを改めよと言いたいんだ。

私のことを軽く扱わないで。

私を信頼して。

私をわかって。

かまってちゃんと思う人もいるかもしれない。

だけど、私の怒りは「私をないがしろにしないで」というサインなんだ。

なるほどなぁ。

私の気持ちはわかったけど…これって別に怒り狂わなくてもよくない?

落ち着いて話し合えることなんじゃないの?

冷静な今はそう思えるが、怒り出したらそうはできない。

…と考えたけど、それってほんとかな。

本当に、私はいったん怒り出したら荒れ狂うことしかできないのだろうか?

落ち着いて話し合うまでいかずとも、せめて「ひとまず停戦」に持ち込むことはできないか?

私は、我が家に「ひとまず停戦」の名人がいることに気が付いた。

夫だ。

彼は私が怒り狂うと、その場から脱走する。

こっちは「(戦いの)土俵にあがれや!」と絶賛ファイティングポーズ構え中なのに、彼は「不戦敗でいいっす。さよならー」と土俵にあがってこない。

しばらくしたらフラッと戻ってきてウィンクをよこす。

キサマー、なめてんのか。

とまた怒りが湧いてくるが、過去一度もその場で再戦したことはない。

怒りのマグマ噴出ピークが少しおさまって、噴火のタイミングではなくなっているのだろうか?

なぜかはわからないが、こうして、無事に(いったんは)おさまる。

そのかわり、こうして何かの拍子にぶり返す。

…。

ということは。

いったん停戦にすることは可能だ。

そして、そのあと放置するのではなく、自分で折り合いをつけてマグマを浄化させるなり、話し合うなりすればいいんだな。

私は家族を招集した。

家族会議を開くのだ。

自分だけの話じゃないから、みんなを呼ぶ。

もちろん、6歳の娘も参加する。

まずは議題を話す。

「これまでのように怒り続けることをやめたいので、協力してほしい」

今回は、私はすでに解決策がひらめいていた。

「私の怒りがとまらなくなったら、ハートサインを出して」

▼ハートサインってこんなの


(イラスト:8marchさん from イラストAC

このハートサインを、私が着火して怒り続ける状態になったらサッと出してもらうのだ。

サッカーでレッドカードを出されたら一発退場になるように、ハートサインを出されたら、私は即座に怒るのをやめる。

私は家族にそのことを約束し、みなに協力をお願いして、やってもらうことにした。

私だけでなく、夫や娘が感情に任せに怒り続ける場合も同じようにすることになった。

これがとても効果的だった。

なんといっても、自分からお願いした約束だ。

破るわけにはいかない。

しかも、自画自賛だが、ハートサインというのがいい。

夫のウィンクに小さくイラっとしつつもなぜか安心してしまうように、ハートサインが出されると、「おぅ、そうか…」と怒りが無効化する。

なんでだろう?

私が怒り続けていることに対して、「あ~あ、また怒ってるよ」という呆れでもなく、「やめろよ、そういうの」という怒り返しでもなく、ハートサインを出してもらえる。

なぜそれだけで、怒りがピタッとやむんだろう。

うーん。。。

ポクポクポク

チーン!(←一休さんのひらめき風)

ああ、そうか。

心の中で何度も叫んでいた「ないがしろにしないで」という叫びに、ハートサインの示すものが呼応しているからだ。

ハートサインの示すもの=「愛してるよ、信頼しているよ、わかってるよ」。

これを私の心が受け取っている。

ないがしろにしないでという気持ちが、「愛しているよ」という合図のハートサインで満たされている。

そういうことか。

愛のパワーって絶大やな~。

娘と夫の協力を得て、家族に怒りをぶつけ続ける時間は激減した。

相変わらず怒ることはあるけど、ぐちぐちぐちぐち過去まで思い出して怒り続けない。

その場その場で怒りが完結して、次へ持ち越す怒りがなくなったからだ。

「ないがしろにされた感」が積み重ならなくなったともいえる。

怒り続ける自分に苦しんでいる人へ。

怒り続ける自分を情けなく感じるだろうけど、それはあなたが悪いのではないよ。

何か、あなたのなかに気づいてほしい気持ちがあるだけ。

そこに気づいて手当てをすれば、あなたは変われるよ。

こんな自分はイヤだ~と思っている自分から、変われるんだよ。

その「変わりたい」「怒り続けるのをやめたい」という気持ちを大切にしよう。

そして、自分は本当は何に怒っているのかを考えてみよう(私なら「ないがしろにされた」と怒っている)。

私みたいに、怒っているときのことを思い出して、湧いてくる感情をとらえてみるのがいいと思う。

一人で考えるのが難しかったら、コメントか問い合わせ欄から連絡をしてくださいね。

一緒に考えよう。

私も家族に協力してもらってるし、一人でどうにかしようと頑張らなくてもいいよ。

家族へ。

これまで、それこそ不当に怒られ続けたのに協力してくれて、ありがとう。

これからもよろしくね。

▼ちなみに、今日は結婚記念日でした~

みどり