娘、はじめての凧あげに挑戦☆ ロンボク島の素朴な凧の作り方!

ロンボクでは風の強い季節がある。

その季節になるとこぞって人々が凧をあげはじめる。男の子はもちろん、20歳くらいの青年やおじさんも遊んでいたりするし、自作の凧を売る人もいる。

空高くゆらゆらと泳ぐ凧を見上げながら、娘は「私もやりたい」と言うようになった。その声はだんだん強く大きくなり、ほとんど毎日のように凧あげ凧あげと言いだして1週間。

ママ(私)はあちこちで男の子たちとそのお母さん達に凧を作って~と頼みこんだ。ついに週末、甥っ子3人組に凧を作ってもらう手筈を整えたぞーーーー!

甥っ子たちの学校が早く終わる土曜日に凧の手作り→凧あげを実行することになった。

はじめは我が家で凧作りをする予定だったが、我が家の近くには凧をあげる原っぱがない。この前まで大きな広場があったのに、市場の移転先に決定して、市場の建物を建設中だ。

「じゃあ、Eの家にいこうぜ!裏に田んぼあるじゃん!」

甥の一人が別の甥の家を提案した。

「そうだね。学校の近くだし、学校が終わったら直接行けばいいよ」

私もEくんの親に許可もとらず、すっかりその気。

その後Eくんの両親に予定を伝え、いざ当日。

Eくんちに行ったら甥っ子たちが誰もいない…。

出迎えてくれたEくんの両親に様子を尋ねる。

「あれ、みんなは?」

「遊びに行ったよ」

「え!凧は!?」

「『お父さんが作って』だって~」

なんとも、甥っ子たちらしいなぁ!

すぐに遊びに行っちゃったかぁ。

まあそうだよね、中学生の男の子たちが4歳の娘の遊びに付きあうより、甥っ子同士みんなで遊んだほうが楽しいよね。

急遽、Eくんのお父さんに凧を作ってもらうことになった。

凧の作り方(ロンボク島バージョン)

1.材料を準備する。

<通常の凧作りに必要な材料>

  • 竹ひご
  • 和紙またはレジ袋
  • ハサミ、ノリ

<ロンボク島バージョン 竹ひごの準備>

ロンボクでは、竹ひごを作るところからスタート!

山から竹をとってくる。ここからである。

今回は、Eくんのお父さんが椅子を作った余りの竹があったので山に行かずにすんだ。が、行ってみたい気もする。

竹をナイフで削る。

竹ひごのできあがり♪

その他の材料も適当に調達する。

骨組みに張る紙は市販のものを使用。

2.竹ひごを十字に組み合わせて、交差するところを凧糸で縛る。さらに竹ひごの四隅を頂点に菱形に糸を張る。Eくんのお父さんは横軸にした竹ひごの端を少し下に下げていた。

3.和紙またはレジ袋などを骨組みよりやや大きめに切って、骨組み(竹ひご)を包み込むようにして貼り合わせる。普通の工作用ノリでくっつく。

兄さん、かっこよく3つの色を組み合わせてくれていたのに、このあと竹ひごをポキッと折ってしまった。作り直し。

何かが面倒になったのか、ここから黒いレジ袋を使用。レジ袋はタバコの熱で簡単にくっつけられちゃうんだなー。

4.凧の左右に糸を張る。風をうけやすいように竹ひごをややたわませるのがコツ。手元で操る糸をくっつけ、一番下につける足みたいなのをつける。

以上!

いざ、凧を揚げるぞ~

完成した凧をもって、Eくんのお父さんが試しに外へ行ったまま帰ってこない。どうやら楽しすぎて遊んでいる様子…。子どもか!!

すぐさまEくんの妹たち2人、娘、私の4人でEくん父を追いかけた。

「おとうさーーーーーん!!!!」

あっというまに合流して、凧遊びのはじまり~。

楽しそう!

凧揚げも楽しいけど、この環境がいいなぁ。

おっきなバナナの木!

牛も放されてるし、緑の中を子どもたちが遊び回る光景はラスカル・プランギ(*1)の世界だ。

ノスタルジックだけど、これが今現在に目の前で自分の子が経験しているんだから、本当に素晴らしいことだなぁと感嘆の声を漏らさずにはいられない。

しかし、美しい緑の向こうの雲行きがだんだん怪しくなってきたなぁ。そろそろ帰るかと思っていたら、風がやんで凧が飛ばなくなってしまった。子どもたちと同じくらいにはしゃいでいたEくん父も「もう今日はダメだなぁ」と残念そう。

今日はここでおしまいにすることに。

娘は凧を一つ記念にもらって、Eくんパパに家まで送ってもらった。

楽しかった~!!と凧や写真を見せながらおばあちゃんに報告しているところで雨。凧あげの後でよかったわ。

娘、念願の凧揚げ楽しかったようです。わ~い☆

さあ、次は何で遊ぼうかな~。

娘が「したい」と言ったことを一緒にやるのはもちろん楽しい。だけど、娘が知らなくて私が知っている世界や、二人とも経験したことのない世界も世の中にはたくさんある。それらを娘や時間が許せば夫も一緒に楽しむ時間は本当にヒャッホー!!な時間だ。

明日は何をして娘と過ごそうかな~ムフムフと考えるのも、私にとってはすでに日々の楽しみになっている。

<注釈>

(*1)ラスカルプランギ;laskar pelangi 2008年公開のインドネシア映画。1970年代の学校の先生と生徒の様子を描いた同名小説が原作。原作・映画ともに大ヒットした。邦題「虹の戦士たち」


みどり

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