プーちゃん祝入園!〜インドネシアの現地公立幼稚園でズッコケたことランキング〜

ギー(おはよう)、みどりやで。

今週から娘プーちゃんの新しい幼稚園が始まった。

インドネシアは7月から学校が始まる。

プーちゃん、実は去年も幼稚園に行った。

だけど肌に合わず、毎日脱走か大泣きして早退→3ヶ月で不登園になった。

その後は籍は置かせてもらっていたが、再登園することなく退園。

今年、別の幼稚園でもう一度年少クラスに入れてもらうことにした。

新しい幼稚園は、パパの職場の近く。

毎日パパがバイクで送ってくれる。

表通りから一本裏に入り、周囲を田んぼに囲まれた緑いっぱいの学校だ。晴れればリンジャニ山の雄姿も拝める。

鳥のさえずりも馬車の蹄のポッカポッカとなる音も聞こえる。

のびのび気持ち良さそう!

娘はこの広々とした園庭が気に入り、この三日間、今のところ喜んで幼稚園へ行っている。

体操も歌も、進んで一番前にでて楽しそうだ。

お友達にも「私もこれで遊びたい。いい?」とか「一緒にする?」とか声をかけている。

去年はモジモジして「ママーーーー泣!」だった。昨日もそんな子を見かけ、一年前の娘をみるようだったよ。

お母さん、心配してないかなぁと声をかけようとしたら、「無理させちゃダメなのよね〜」って。さすがだね!

▼お絵かきタイム

前の幼稚園は小さな机と椅子があって、そこに座っていたけど、今度のところは地べたに座るんだね〜。プーちゃんはじっとしていられないから、このほうが性に合うかも。

楽しく過ごせますように!

*

ではここで、3日間の幼稚園生活につきあった私がズッコケたことランキングトップ3の発表〜。

インドネシアの村の公立幼稚園で実際に体験したことだけど、日本人としては「ありえないよねえ」と思ったことだ。

断っておくが、私はこれらのことに呆れているわけでも小馬鹿にしているわけでもない。ありえなさがありえてしまう「おおらかさ」が魅力的だなぁと思っている。それも最後に述べるので、読んでほしい。

じゃ、発表します!

(入園以前の番外編) 制服が入園までに出来上がらない

いきなり番外編だが、入園前からすったもんだがあった。

娘たちは幼稚園が始まる1ヶ月前に制服の採寸をした。

入園前に受け取れるはずだったが、待てど暮らせどできましたの電話がない。

入園前々日になり「制服ができていないので、月曜日からは清潔感のある服で来てください」とSMSがあった。

入園の日、校長先生は保護者に向けてこう言った。

「制服がまだできていませーん。でも、みなさんからいただいたお金は先生たちが贅沢するために使ったりはしません!制服作りのために使います。」

当たり前だろ、なんのギャグだとツッコミそうになるが、みな真剣に聞いている。そう、こちらの学校では、先生たちが保護者から集めたお金をくすねることがちょくちょくあるのだ。ありえない。

先生は続けた。

「この時期制服を縫う人は、ほかの学校の制服もたくさん縫ってるので忙しいのです。だから、(遅れるのを許して)私たちは待っていましょうね!」

いやいやいや。

何のために1ヶ月も前に採寸したんだよ。

毎年制服縫ってるんだからわかるでしょ、なぜ対応しないの…??

しかし、そういやぁ去年の幼稚園も入園式に制服が出来上がらなかったなぁ。

きっと、こういうもんなんだ。

その証拠に誰もつっかかっていない。

(第3位) 持ち物の連絡が突然すぎる

制服の連絡も急だったが、前日に「明日はこれを持ってきてください!」と言われ、大急ぎで市場へ買いに走るパターン多し。

これまで前日に知らされた持ち物は、

・12色以上入っているクレヨンセットとお絵かきノート

・竹ぼうき、ほうき、雑巾用の布など掃除道具(保護者が掃除する)

・インドネシア国旗

である。たった3日でこれだ。先が思いやられるわ(^^)

注)Zohri選手は、先日開催された20歳以下の陸上競技世界選手権で男子100mで優勝した選手。園の近くの村の出身である。

連絡ノートもメーリングリストもないので、明日の持ち物を知らない親も多い。ただし、次の日忘れていっても怒られることはない。1/3くらいは持ってこない。みんなで貸しあってどうにかする。

突然だけど適当なのだ。

真面目に持ち物を揃えようと奔走しなくてもいいらしい。

私はまだこの「どうでもよさ」についていけないが、「買いに行ったけど売り切れてた!」ですむのはありがたくもある。

(第2位) 教室に入れず廊下で話をきく

初日、園庭で先生の話を聞いていたら、だんだん日が昇り暑くなった。

園児も保護者も勝手に木陰に移動して座っている。

自由すぎる!!

見かねた先生が教室に入ることを提案した。

が、教室に鍵がかかっている。

鍵の持ち主の用務員さんは行方不明だ。

で、こんなことに。

みな廊下に座る。

ウケる。

用務員さーーーーーーーん!

誰も用務員さんを探しに行かない。

まるでもともと廊下に座ることになっていたかのごとく悠然としている。

(第1位) プーちゃん、おおいにズルをするもお咎めなし

先のZorhi選手のお祝いをかねて、幼稚園でもかけっこレースをすることになった。

三人ずつ走る。

「誰か、走りたい人ーーー?」

「ぼくぼくー!」

初めは男の子三人が走った。

じゃ次は女の子!

なんとプーちゃんは名乗りを上げているじゃないか!ママびっくり。

名前を一人ずつ紹介してもらう。

▲手を挙げているのが娘。

レースは、10mほど走って米袋を取りに行き、その米袋に両足をいれてジャンプしながら往復するものである。

レースの様子はこちら(音声あり)

娘、最後尾だったくせに先行する友達を見て、先生のところまで行かずに自分も振り返り、一番最初にゴールにたどり着いた。

私は笑い転げた。

あかんやろ〜〜〜!

観戦していた友達はみな唖然としている。

あんなのあり?という顔だ。

先生は「優勝は○○ちゃーん!」と二番目にゴールに入ってきた子の名前を呼び、何食わぬ顔をして次のレースに突入した。お見事!

娘は自分でズルをしたことがわかっているようで、恥ずかしさ紛らわすために私のおなかをポコポコと叩いた。

「ぎゃははは、ズルはダメだけど頭いいね! レースに自ら出場したのが素晴らしいよ」と二人でハイタッチをした。

家に帰って家族で動画を見た。同じくみな笑い転げ、アッタマいいねーとキャッキャと喜んでいる。親バカ家族バカばかりだ。

そうそう、こういうところなんだよね。

ロンボク島の人たちがカリカリ怒らず、いつもニコニコしているのは。

時間の奴隷にもならず、マイペースに暮らしているのは。

「まあいいじゃん」

「まあいっかー」

ゆる〜くてきと〜に許しあい水に流しあっている。

だから、スルスルと力みなく流れるような毎日なのかもしれない。

たった3日の幼稚園同伴、私も大いに楽しめた。

娘がこの一年、友達や先生とともに楽しく過ごしてくれたらいいなと願っている。

みどり

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